アジア太平洋3R・循環経済推進フォーラム第12回会合プレイベント:循環経済のための飲料用容器のリサイクルの実践とエコシステム~ソリューション、アップデート、チャレンジ(2023年5月31日 オンライン)

Date

2023/05/31

people are participated in an online seminar

国際連合地域開発センター(UNCRD)は、3R WASTE FoundationおよびAction Alliance for Recycling Beverage Cartons(AARC)との共催で、「循環経済のための飲料用容器のリサイクルの実践とエコシステム~ソリューション、アップデート、チャレンジ(仮)(Beverage Cartons Recycling Practices and Ecosystem for a Circular Economy: Solutions, Updated and Challenges)」と題してウェビナーを行いました。このウェビナーは、2024年に開催予定の「アジア太平洋3R・循環経済推進フォーラム第12回会合」のプレイベントとして行われ、国や地方自治体、産業界、社会的企業の代表者など、さまざまなステークホルダーが7カ国から90名以上参加しました。

本ウェビナーの目的は、
(a) 飲料用容器のリサイクルに関する情報をさまざまな対象グループに広める
(b) 使用済み飲料用容器のリサイクルに関する誤解を正すために、政策立案者や専門家の能力と知識を強化する
(c) 使用済み飲料用容器のリサイクルに影響を与える規制政策を評価し、その強化に向けて正式に提出する
(d) 回収とリサイクルに関してステークホルダーが直面するさまざまな課題について議論する
(e) 循環経済への移行に向けて使用済み飲料用容器のリサイクル可能性指数を向上させるため、産業界によるベストプラクティスおよび取組みについて議論する
(f) 飲料用容器の産業に関する革新的な解決策と提言をする

UNCRDは、「飲料用容器における循環経済の意義」と題したプレゼンテーションを行い、リサイクル性と循環経済のさまざまな課題と機会について議論し、リサイクルへの取り組みと循環戦略の日本の事例を紹介しました。プレゼンテーションでは、持続可能なソリューションの推進と、持続可能な開発目標(SDGs)の達成のための潜在的な機会を提示する循環経済アプローチにおける複数の「R」について説明しました。

今回のウェビナーは、日本のリサイクル事例を紹介しながら容器包装リサイクル法における3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進の意義について説明し、国際社会における飲料用容器の効果的な管理戦略に大いに貢献するものとなりました。

関連資料については、以下をご覧ください。

  • チラシ(登壇者の氏名を掲載。英語のみ)
  • サマリー(英語のみ)
  • 数多くのメディアで報道されました(ヒンディー語、英語のみ)。