第10回3R国際学会(3RINCs) 特別セッション 「『3R と循環経済の推進に関する新宣言~アジア太平洋地域における資源効率の高い、クリーンでレジリエントな循環型低酸素社会の達成のための持続可能な3Rと循環経済に関する目標 (2024-2034) 』についての専門家会議」を共催(2024年3月16日-17日 オーストラリア・シドニー)

Date

2024/03/04

国際連合地域開発センター(UNCRD)は、第10回3R国際学会(3RINCs)の期間中、廃棄物資源循環学会(日本)および第10回3R国際学会(3RINCs)と共に特別セッション「『3Rと循環経済の推進に関する新宣言~アジア太平洋地域における資源効率の高い、クリーンでレジリエントな循環型低酸素社会の達成のための持続可能な3Rと循環経済に関する目標(2024-2034))』についての専門家会議」を開催します。

UNCRDが日本の環境省と毎年共催している「アジア太平洋3R・循環経済推進フォーラム」の第4回会合(2013年ベトナム・ハノイ)では、「ハノイ3R宣言」※および「2013年~2023年におけるアジア太平洋地域の持続可能な3R目標」が参加国間で合意されました。これは、資源効率の高い循環型社会の形成に向けたアジア太平洋諸国による初めての自発的なコミットメントでした。この宣言は持続可能な開発目標(SDGs)の実施期間以前に合意されましたが、アジア太平洋諸国による循環型社会の実現に向けた直線型経済(リニアエコノミー)から資源効率型経済への移行を支援するべく、3Rの政策やプログラムの構築・実施のための包括的な枠組みを示しました。

循環経済(サーキュラーエコノミー)は、廃棄物や資源の消費、温室効果ガスの排出を減らす3R(リデュース、リユース、リサイクル)などの様々な戦略を活用します。循環経済と気候変動の緩和には本質的なつながりがあります。UNCRDと日本の環境省は、アジア太平洋地域おいて循環経済アプローチを促進するための3Rイニシアティブを実施しています。

第10回3R国際学会(3RINCs)の特別セッションでは、現在草稿中の「3Rと循環経済の推進に関する新宣言(2024-2034)」について話し合いが行われます。同学会に参加される研究者や専門家の方々のご参加をお待ちしています。

会議の概要およびプログラム

第10回3R国際学会(3RINCs)
ウェッブサイト
プログラム

※「ハノイ3R宣言」に関する環境省ホームページについては、こちらをご覧ください。