対話セッション「バンドン精神水サミットから2026年国連水会議へ」を開催支援(2024年12月6日 ジュネーブ)

Date

2024/12/10

meeting in geneva in December 2024.  Panels are sitting in the front of the room

2024年12月6日、インドネシア共和国国連常任代表部は、水と災害に関するハイレベルパネル(HELP)、世界気象機関(WMO)、ジュネーブ・ウォーター・ハブと協力し、ジュネーブで対話セッションを開催しました。このセッションは、バンドン精神水サミットから2026年国連水会議への道のりを探ることを目的とし、国際連合地域開発センター(UNCRD)の企画支援を受けて実施されました。

この対話セッションでは、国連水特使、世界保健機関(WHO)事務局長、国連欧州経済委員会(UNECE)事務局長、国連事務総長特別代表(防災担当)兼国連防災機関長など多くの国連機関の高官、さらに、ジュネーブ・ウォーター・ハブ主任政治顧問がスピーチを行いました。特に注目されたのは、2024年11月に国連水特使に任命されたレトノ・L・P・マルスディ氏が特使として初めて登壇したことです。スピーチでマルスディ氏は、「バンドン精神」の2つの柱である国際協力と開発途上国の水需要への関心の高まりを強調しました。

また、この対話セッションには、ジュネーブの常任代表団、国際機関の代表者、ユースを含むさまざまなステークホルダーが集まり、60の国と地域から120名以上が参加しました。こうした多彩な参加者の意見を反映させ、2026年国連水会議に向けた具体的な行動計画と主要メッセージの策定が行われました。