インドネシア国家開発省(BAPPENAS)次期長期国家開発計画研修に協力 (2022年12月5日 愛知県名古屋市)

Date

2022/12/06

Participants of training workshop for Indonesia12月5日、UNCRDは、立命館大学歴史都市防災研究所が2022年11月末から2週間の行程で行っているインドネシア国家開発省長期計画立案のためのキャパシティビルディング研修に登壇しました。この研修の目的は、経済変革を達成するためにステークホルダーや政策立案者がインドネシアの生産性をモニタリングし分析評価する能力を高めること、また、関連する多面的な政策を長期開発計画に統合することです。

UNCRDの遠藤和重所長は、日本の全国総合開発計画と高速道路開発についてプレゼンテーションを行い、計画の重要性と日本の開発計画が国や地域の発展に果たしてきた役割を強調しました。質疑応答では、参加者から、日本の経験やノウハウの詳細について多くの質問があり、討論が行われました。その後、UNCRDの研究員2名がプレゼンテーションを行いました。福田研究員は地域特有の産業などを中心に愛知県の現状や今後の方向性を紹介し、泉川研究員は2022年にニューヨークで行われたボランタリーローカルレビュー(VLR)でのプレゼンテーションを含め、豊田市の経験と持続可能な都市を実現するための取組みについて発表しました。

研修にはインドネシア政府国家開発省から25名が参加しました。